鹿肉ドッグフード Forema Basis

犬用の総合栄養食 Forema Basis 鹿 発売

鹿肉ドッグフード Forema Basis

国産の鹿生肉と鹿の内蔵5種類をふんだんに使用した、プレミアムドッグフード Forema Basis (フォレマ ベーシス) の販売を開始しました。

Forema Basisの特徴

Forema Basisにはこんな特徴があります。

  1. 鹿肉と鹿の内臓を、他に例がないほどたっぷり使用。
  2. 酸化防止剤や防腐剤、調味料、オイルコーティングなど、不要かつ体に負荷となる添加物は一歳不使用
  3. AAFCOの総合栄養食の基準に準拠
  4. Forema ラボでの腸内細菌研究の知見を活用

自社内で腸内細菌解析ラボを持つForemaだからこそ実現できる、本当の意味での健康長寿に配慮した総合栄養食です。

Forema Basisの背景

自社ラボで見えた世界

私たちは日常的に、犬や猫の腸内細菌を解析し、膨大な微生物DNAのデータを蓄積してきました。そこで見えてきたのは、アレルギーをはじめとする自己免疫疾患をはじめ、多くの重篤な疾患/症状と腸内細菌組成が明らかに相関するという動かし難い事実でした。

一般論として(※)、腸内ケアに最も重要なのはフードとされています。よって私たちは、最良のフードをお届けするための選択肢の1つとして、Forema Basis を開発しました。

※詳細は後述

既存事業で手がける「手作り食用のお肉」「ウェットフード」に続く、新たな選択肢としてご活用いただければと思います。

関連記事: 犬と猫の腸内細菌解析サービス「byOm(バイオーム)」リリース

ドライフードは最良ではない

前言と矛盾するようですが、ドライフードは現代の日本人の飼育環境においては必須の形態である一方、愛犬にとっては最善とは言えません。これは人間が干し肉だけでは健康に生きていけないのと同じような理由です。

本来であれば野生動物を捕食し、血や内臓からも多種の栄養素を得てきた犬の食性を考えると、これは当然と言えます。

人類との共生によって雑食性が強化されたとは言え、できればお肉やある程度の野菜類/食物繊維を使用した手作り食と併用いただく事が最良と考えています。

実はフードだけでは解決できない

上記で、「一般論として、腸内ケアに最も重要なのはフード」と書きました。が物事はそんなに簡単ではありませんでした。

Forema ラボで腸内細菌を解析してきた数百頭の犬は、多くの場合「それなりに良いフード」を食べており、中には最高級クラスのフードだけで育てられている個体もいました。それでも腸内細菌組成が崩壊し、思い健康課題を抱えているという事例が多くあります。

解析の結果、おそらくは先天的問題もしくは早い段階での抗生物質治療などの影響と推察される状況ですが、どちらにしろ「最良のフード」だけでは解決に至らない事例もあるということを私たちは知っています。

対策として「プレバイオティクス」と「プロバイオティクス」の併用が重要であり、私たちがフード領域以外で力を入れているサプリメントの登場となります。

サプリの詳細はここでは割愛しますが、サプリと併用するためにも、フードが高品質であることは重要です。よって私たちは、できるだけ品質の高いフードを提供し、本当の意味での健康長寿に貢献することを目指しています。

Forema Basis のご購入は下記から

https://fore-ma.com/

腸内免疫プレバイオMIX

人間用のプレバイオティクスサプリ 販売開始

腸内免疫プレバイオMIX

主にはペットの飼い主さん用に設計された人間用のオリジナル腸活サプリ「腸内免疫プレバイオMIX」の販売を開始しました。

【腸内免疫 プレバイオMIX】飼い主さん用の腸活サプリ

「腸内免疫 プレバイオMIX」の特徴

  • 複数のオリゴ糖やレジスタントスターチ、水溶性食物繊維など、腸内細菌にとって有益なプレバイオティクスを原末のまま配合
  • 乳酸菌生産物質のバイオジェニックスと乳酸菌粉末(ラクトバチルス属の死菌+発酵体)もMix
  • 既に実績のあるペット用サプリメントと同じ成分をベースに、人間の腸内細菌解析データに基づいた人間用の配合で設計

自社ラボで、1年近くの時間をかけ、腸内細菌への影響を成分ごとに検証してきました。有益な成分はすでにペット用サプリに採用され、販売および改善実績が蓄積され始めています。

犬や猫に比べ、より複雑な腸内細菌組成を持つ人間様に、より多くの成分を配合したのが当サプリです。

増え続ける自己免疫疾患や、メンタルの不具合、さらには内臓系の疾患や悪性腫瘍まで、腸内細菌はあらゆる疾患への関与が報告されています。

腸内をケアすることによって、健康長寿とより良い人生、そして医療費の削減による社会の安定が実現します。

自分の美容や健康のためだけではない、次世代にまっとうな社会を残すための選択肢として、微生物との共存策の1つである「腸内免疫プレバイオMIX」を世の中に提案します。

【腸内免疫 プレバイオMIX】飼い主さん用の腸活サプリ

関連記事

犬と猫のプロバイオティクスサプリ 「腸内免疫ラクトマン」販売開始

犬と猫の腸内環境を改善する乳酸菌サプリ、「腸内免疫ラクトマン」の販売を開始しました。

「腸内免疫ラクトマン」は、自社ラボにおける腸内細菌解析/研究によって得られた知見を集約したForemaオリジナルのサプリです。20種類以上の生きた乳酸菌群と死菌、フラクトオリゴ糖を高濃度で配合し、品質を維持するために冷凍したままお届けします。

腸内免疫ラクトマン 販売の背景

ペット犬/猫の主要な健康課題として、食物アレルギーの占める割合が高まっています。近年の研究では、アレルギーの発症や悪化にマイクロバイオーム(腸内細菌をはじめとする体内微生物叢)が深く関与している事が解明されてきています。

Forema では、ペット犬/猫の腸内細菌解析サービス「byOm(バイオーム)」で培った知見によって腸内環境悪化の背景と改善の要因が掴めてきたことから、具体的な製品として当サプリの開発/販売に至りました。

販売後もマイクロバイオーム解析による効果検証を随時実施しながら、改善効果の高いサプリの提供を実現していきます。

腸内免疫ラクトマンのお買い求めは下記から。

愛犬 愛猫の乳酸菌サプリ

【腸内免疫ラクトマン】愛犬/愛猫のための生きた乳酸菌サプリ

犬と猫の歯周病サプリ「口腔免疫Oral乳酸菌」販売開始

口腔内細菌ケアに照準をしぼった犬用/猫用の乳酸菌サプリ「口腔免疫Oral乳酸菌」の販売を開始しました。

口腔免疫Oral乳酸菌の特徴

歯周病抑制のための生きた乳酸菌を5種類使用

「歯周病菌」および「う蝕菌(虫歯菌)」の双方に対して抑制の報告がある乳酸菌5種類を厳選し、高濃度配合しました(プロバイオティクス)。

また、同じく歯周病菌抑制の報告のある生きた酵母、そして乳酸菌群のエサとなる上、やはり歯周病菌抑制の報告のあるビートオリゴ糖(プレバイオティクス)を配合。

腸内環境へも好影響

今回採用した成分は全て、腸内環境にとっても好影響を与える報告があがっているもの。口腔内をケアしながら、同時に腸内ケアも可能なサプリに仕上がっています。

生きた細菌の機能を保つための冷凍サプリ

生きた細菌は冷凍保管が鉄則であるにもかかわらず、世にあるサプリのほぼ全てが常温で流通しているという現実があります。

実際に接種したサプリが口腔内細菌、腸内細菌にどういった好影響を与えるかまでを検証した上で、私たちは冷凍サプリという選択をしました。

口腔免疫Oral乳酸菌の発売の背景

腸内から歯周病菌が検出される

私たちは、愛犬/愛猫の腸内細菌解析「byOm(バイオーム)」において、腸内から歯周病菌が多く検出される事例がしばしば見られることに気づいていました。そういう場合の多くは口腔内や周辺で感染が進行している可能性が高い一方、多くの場合で飼い主さんも獣医さんもまったく感知していませんでした。

しかしながら、歯周病進行の可能性を案内しながらも、それに対する解決策を弊社で提示できないというジレンマがあり、蓄積した知見をもとに、サプリ開発に着手しました。

副鼻腔炎が軽減する

他社製品も含め、いろいろな成分で検証をする過程で、試験台となった社内スタッフの副鼻腔炎が軽減するという成功事例がありました。

これに先立つ自社ラボでの細菌解析の結果、このスタッフの副鼻腔炎は歯周病菌の一種が関与している可能性が分かっていましたが、実際に乳酸菌群摂取によって副鼻腔炎は軽減に向かい、事後の細菌解析では歯周病菌たちが大きく抑制されていることがわかりました。

犬や猫の口腔内で増殖する歯周病菌や、それらを抑制する乳酸菌たちは人間とほぼ共通することが分かっているため、最終的な微調整を経た上で、犬用/猫用として販売を開始しました。

関連記事:
犬用、猫用のNMN

犬用/猫用のアンチエイジングサプリ「DC2025-NMN」販売開始

犬用、猫用のNMN

愛犬20歳,愛猫25歳の世界へ

若返り成分として静かに話題となっているNMNを高濃度に配合したペット用オリジナルサプリ、「DC2025-NMN」の販売を開始しました。

DC2025は、Dog 20/Cat 25から命名しています。

昨今、ペットの飼育環境の向上により、平均寿命は大幅に伸びています。20歳に近づく愛犬、20歳を超える愛猫の存在すらもはや珍しくは無くなってきています。

一方で、自己免疫疾患や悪性腫瘍と言った、かつては問題になっていなかった健康問題も表面化し、深刻さを増しています。

そんな状況を改善し、「愛犬の平均寿命20歳、愛猫の平均寿命25歳」を目指すサプリとして、DC2025-NMNは登場しました。

DC2025-NMN 商品ページ: https://fore-ma.com/products/352

老化を抑制するという考え方

遺伝などの先天的な要因や、有毒な物質/生活習慣と言った増悪要因を除けば、悪性腫瘍を始めとする重篤の疾患の原因の大半は「老化」に起因します。

老年学/遺伝子工学/疫学/分子生物学の発展によって、これまで不可避と考えられてきた「老化」が、実際にはかなり抑制可能なことが分かり始めています。世界の先端研究の中で見え始めた老化抑制の要因の一つとして登場しているのがNMN。

NMNは「ニコチン アミドモノ ヌクレオチド」という成分で、「NAD生合成の前駆体」というのがその素性となります。

関連記事:犬の寿命は延ばせるか? 長寿遺伝子とNMNの話

自己免疫疾患の原因と抑制

老化の抑制と同時に重要なのが、昨今急増している自己免疫疾患です。原因不明とされている自己免疫疾患も、その原因は腸内細菌の組成崩壊(ディスバイオシス)にあることがほぼ分かってきています。

これらを放置したまま老化を抑制するのは、穴の空いたバケツへの注水と同様で、根本の問題を放置したまま解決策を模索するのに等しいといえます。

Forema では、ペットの自己免疫疾患抑制と健康寿命の増進のため、腸内細菌解析にも注力しています。

ペット(犬/猫)の腸内細菌解析「byOm(バイオーム)」正式リリース

犬と猫の口腔内細菌解析 提供開始

byOm(バイオーム)

犬と猫の口腔内細菌解析 提供開始

byOm(バイオーム)

愛犬、愛猫の腸内細菌(フローラ)解析サービス「byOm(バイオーム)」のオプションとして、愛犬/愛猫の口腔内(=唾液)の細菌解析を開始しました。

https://www.fore-ma.com/product/357

私たちやペットの体には、100兆個もの細菌が生息するとも言われています。最も細菌が多いのが腸内で、その次が口腔内、つまりお口の中です。

近年の研究では、お口の健康と体の中の健康は深い相関がある事がわかってきています。また、特定の口腔内細菌が、歯周病などに関与している上、結腸癌の発生にも関わっているらしい事がわかり始めています。

現在何らかの疾患で苦しんでいる、もしくは健康体だができるだけ長く生きてほしい、そんな場合に、腸内細菌と口腔内細菌をセットで解析することをお勧めしています。

関連記事: 犬の腸内細菌 ビフィズス菌

犬と猫の腸内フローラ検査 バイオーム

ペット(犬/猫)の腸内細菌解析「byOm(バイオーム)」リリース

犬と猫の腸内フローラ検査 バイオーム

愛犬、愛猫のための腸内細菌/腸内フローラ解析サービス「byOm(バイオーム)」を正式にリリースしました。

https://byom.fore-ma.com/

「byOm(バイオーム)」って何だろう?

犬と猫の腸内フローラ検査 byOm(バイオーム)
「byOm(バイオーム)」サービスの流れ

「byOm(バイオーム)」は、犬と猫に特化した腸内細菌/腸内フローラ解析サービスです。解析結果に応じたサプリや食材の提案も行い、その結果どうなったかまでを含めて長期的なケアを行います

解析とフード/サプリの調整を繰り返す事で長期的には病気を未然に防げる仕組みづくりを目指しています。

byOm お申し込みページへ

腸内細菌(マイクロバイオーム)が関与する疾患

増え続ける自己免疫疾患

下記の疾患は、腸内細菌が関与していると報告されている疾患のうちの一部です。

  • 食物アレルギー
  • アトピー性皮膚炎
  • IBD(潰瘍性大腸炎/クローン病)
  • 多発性硬化症
  • うつ病
  • 自閉症
  • 喘息
  • かんせん
  • リウマチ
  • 極度の肥満
  • アルツハイマー病
  • パーキンソン病
  • 一部の悪性腫瘍
  • 1型の糖尿病/膵炎 etc..

これらは自己免疫疾患と呼ばれるもので、20世紀後半から先進国で二次曲線的に増加しながら今に至ります。21世紀に入ってからはペット犬/猫のあいだでも増え始め、現在では多くのペットが食物アレルギーや原因不明の下痢、嘔吐、慢性の炎症、アルブミンの低下といった症状に苦しんでいます。

腸内細菌(マイクロバイオーム)が疾患を引き起こす

厳密には腸内細菌たちが病気を引き起こすのではなく、微生物たちの生態系が崩壊した結果、大腸がうまく機能しなくなり、さまざまな不具合が起こります

大腸は体内最大の免疫機関であり、そこが機能不全を起こす事で自己免疫疾患に至ります。自己免疫疾患とは、言い換えれば「不必要な炎症が慢性的に続いた結果」であり、また慢性の炎症の行き着くところは悪性腫瘍というパターンも少なくありません。

いわゆる「悪玉菌」を退治する、という概念ではなく、ミクロの生態系を修繕し、適切に機能する状況を復元する。それがForemaの考えるマイクロバイオームケアであり、生態系保全そのものです。その最初の第一歩として、現状を見える化する。それが「byOm(バイオーム)」の役割だと言えます。

「byOm(バイオーム)」 開始の背景

老犬

Forema では、これまで全国のペットたちに良質の無添加食材を提供してきました。数多くの健康改善報告を頂いてきた一方で、それでも一部の個体においては健康課題の解決はおろか、更なる悪化すら止める事ができないという現実も見てきました。

良質の食事/食材は体にとって有益なのは間違いありません。ただし、食事だけではカバーできないほど健康面の課題が深い個体が相当数存在するのも間違いのない事実です。

私たちは以前から、健康課題の軽減/解決には体内の腸内細菌たちへの理解、そして慎重なケアが欠かせないと考えてきました。テクノロジーの進歩により、実際に腸内の細菌たちを解析する事が可能になり、その結果が何を意味するのかも少しずつ分かってきています。

私たちは腸内細菌解析を通じ、腸内の住人たちに合わせたサプリやフードを提案する事で「体という生態系」全体のケアを行なっていく事を目指しています。

腸内細菌解析でこんなことが分かります

  • 不定期で下痢をする原因
  • アレルギー症状を軽減させる糸口
  • アルブミン低下に至った本当の背景
  • 隠れた疾患リスク(実は健康じゃなかった)
  • お口の不具合の影響(腸内に歯周病菌がたくさん!?)
  • メンタル面トラブルの改善の糸口(不安や行動障害に腸内細菌のかげが!?)
  • 今後の健康長寿に向けた取り組み etc..

腸内細菌の世界を知ってしまうと、後に戻れなくなるほど深い世界です。体内で起こるあらゆる出来事に細菌たちが深く関与しており、

細菌たちとのより良い関係を築くことによって初めて、私たちそしてペットたちは健康に生きていける

のだと気づく事ができます。

byOm お申し込みページへ

自社ラボについて

Forema Labo

私たちは、大学との共同研究を経て自社ラボを設立し、犬と猫の腸内細菌/口腔内細菌の研究と解析をおこなっています。

犬や猫の腸内細菌/口腔内細菌の研究は、世界的にもまだほとんど進んでいない中、私たちは日々、どこの論文にも記載されてないような新たな事実や、過去の通説を覆すような事例に出会い、それらを自社の知見としてどんどん蓄えています。

日々の研究で常に意識していることは、木ではなく森を見ること。単一の症状や病原性細菌だけに注目すると本質を見誤ります。腸内の病原性細菌すらも生態系の一因で、それは体の外側にある生活環境、そしてそこにある微生物系とも密接に関わっています。よって、私たちは腸内だけでなく、口腔内、そして普段食べているもの、水回りや土中、そして近隣の野生動物など、広範囲にわたる微生物層の解析を続けています。

山林や土中には未知の微生物がいて危険と考える人もいるでしょう。しかしながら、実際には自然界と切り離された環境に暮らす個体ほど、腸内細菌の多様性が減少している事が分かっています。それは疾患や変異に対する脆弱性を意味します。

微生物の世界は、近年になってようやく詳細がわかり始めた、非常に奥深い世界です。最新の解析技術と、ITを駆使した機械学習を組み合わせ、前の時代では考えられなかった膨大なデータ処理を実現し、これまで見えなかった世界の可視化、そして対処療法ではない、本当の意味での健康課題の解決に着手しています。

マイクロバイオームという言葉

エンテロバクター科
プロテオバクテリア門 エンテロバクター科の細菌 出典:public health image

「byOm(バイオーム)」というサービス名の由来は、Microbiome(マイクロバイオーム)です。マイクロバイオームとは、日本で言う腸内細菌叢/腸内フローラとほぼ同じ意味で、「ミクロの世界の生物群系」を意味します。平たく言えば「とても小さな生態系」です。

私たちは、マイクロバイオーム/腸内細菌を、サイエンスやバイオテクノロジーではなく、生態系保全の一環として捉えています。

byOm お申し込みページへ

関連記事: byOm オプションサービス 口腔内細菌解析 開始しました

参考: 犬の腸内細菌シリーズ
byOm(バイオーム)

ペット(犬/猫)の腸内細菌解析サービス「byOm(バイオーム)」ベータ版リリース

byOm(バイオーム)

アレルギーや悪性腫瘍といったペットの健康問題が増え続ける現状を受け、ペットのマイクロバイオーム(腸内細菌)解析サービス「byOm(バイオーム)」のベータ版(※)をリリースしました。

※ベータ版:試験運用バージョンのこと

https://byom.fore-ma.com/

byOm(バイオーム)は、比較的安価にマイクロバイオーム解析を実施し、解析結果に対して最適と思われる食材やサプリを提案する「マイクロバイオームの解析」サービスです。

解析とフード/サプリの調整を行い、後日改めてマイクロバイオームの解析を行う事で改善の有無を確認。その結果を見て改めてフードやサプリの微調整を行います。一連のサイクルを繰り返しながら最適化の精度を高め、最終的には健康課題の改善と健康寿命の増進を目指します。

マイクロバイオームとは何か?

マイクロバイオームとは「体内にあるミクロの生態系」といった意味合いの言葉。国内でいう腸内フローラや腸内細菌叢と概ね同じ意味ですが、世界的にはマイクロバイオームという呼び名が一般的です。

Foremaでは、腸内細菌にまつわる一連の事象を、バイオやサイエンスではなく、生態系保全の一環として捉えています。

良質な野菜が健全な土中細菌群に支えられているように、我々の心身も健全な腸内細菌によって成り立っています。

除草剤や化学肥料に頼って育った野菜の栄養素が乏しいように、抗生物質や偏った食で弱った人や動物は多数の不具合を抱えています。

体に良くない製品を量産しているメーカーほど、生態系に負担をかけた事業展開をしているという事実も私たちは経験則として知っています。

これまでは検証する方法のなかった「体内の健康状態」を可視化し、それに応じて健康にとって良い食材/サプリメントを選ぶ。結果としてペットの健康課題解決の緒につながり、なおかつそれが地球環境にとっても良い選択であるならば、それは「生態系保全と経済活動の両立」というForema のビジョンとぴったり一致するものでもあります。

byOm(バイオーム)はまだベータ版ではありますが、良質なフィードバックで内容の充実を進めています。9月の正式リリースに向け、鋭意開発加速中です。

老犬

山口大学との共同研究開始のお知らせ

老犬

産学連携の一環として、山口大学共同獣医学部との共同研究を開始しましたのでお知らせします。

共同研究内容
食用ジビエ肉の摂取に伴う犬の腸内細菌および健康状態に及ぼす影響に関する共同研究

ペット犬の腸内細菌の変化を解析していくことで、食事と健康の関連をより深掘りし、将来的には健康改善に繋がる機能性フードの開発などにつなげていく予定です。

関連記事:山口大学共同獣医学部 トピックス
http://www.vet.yamaguchi-u.ac.jp/topics/20200512news.html

物流センター開設のお知らせ

安芸太田町の廃校を活用した物流センター開設のお知らせ

株式会社Forema(フォレマ、広島市中区)は、2016年3月に廃校となった安芸太田町立津浪小学校を活用した自社物流センターを12月1日に正式に開設いたします。ペット向け市場への参入で販売量が増える中、廃校を活用して物流センターを設けることで地域活性化に貢献します。

「フォレマ物流センター」

住  所:安芸太田町立津浪小学校跡地(広島県山県郡安芸太田町津浪785-2)

広  さ:元教室2部屋+元職員室(町と賃貸契約を締結)

作業内容:商品の保管、入出荷、梱包、それに付随する事務作業

数:4~5人(地元関係者を採用しています)

【お問い合わせ先】
担当:小泉、保田(やすだ)TEL082-208-4591
EMAIL
info@fore-ma.com

旧 津浪小学校
2016年の3月に廃校となった旧・津浪小学校(つなみしょうがっこう)
元職員室での事務作業の風景
元職員室での事務作業の風景
自社開発のペット用無添加ウェットフード Forema Nature
自社開発のペット用無添加ウェットフード Forema Nature

【会社概要】
株式会社Forema(フォレマ)広島県広島市中区榎町4-23
代表取締役:小泉靖宜
広島県呉市出身。国内で年間約80万頭の野生動物が駆除され、その9割が廃棄されていることを知り、無益な殺生を有益な経済活動にする事業の立ち上げを決意。全国の猟師や自治体を訪ね歩き、取り引き先を開拓し、2016年にジビエ食材のオンラインマーケットForemaを開設。2017年に株式会社Forema創業。

【お問い合わせ先】
担当:小泉 TEL082-208-4591
EMAIL
info@fore-ma.com