犬用 Forema Basis に猪肉が登場

犬用の総合栄養食 Forema Basis に、猪肉を主原料としたバージョンが登場しました。

>> 犬用 Forema Basis 猪

製品の特徴

Forema Basis は、材料の半分に新鮮な生肉を使用した、愛犬/愛猫のための総合栄養食です。今回の製品は、1年前に発売になった鹿肉バージョンに続く、2つ目の犬用総合栄養食となります。

当製品には下記の特徴があります。

猪のお肉と内臓5種が主原料

主原料として猪肉および猪の内臓(心臓,肝臓,肺,脾臓,腎臓)を使用しており、全体の50%が新鮮な生肉です。(猪40%+国産の季節の魚10%=50%)

鹿肉の場合と同様に、フードの形成が可能な上限までお肉を使用しているため、祖タンパクは、国産ドッグフードでは珍しい30%超えの数値がでています。

4種の乳酸菌と4種のプレバイオティクス

こちらも先行するForema Basis シリーズと同様に、4種の乳酸菌、4種のプレバイオティクスを配合した、整腸を見据えた設計です。

乳酸菌

先行シリーズ同様、

  • ラクチプランチバチルス属 2種 (死菌)
  • エンテロコッカス属 1種 (死菌)
  • バチルス属 1種 (生菌)

の4種配合です。

芽胞を形成し加熱に耐えるバチルス属の1種のみが生菌で、残りの3種は死菌です。この3種は死菌としてエビデンスが得られており、加工品であるドライフードでの使用においても有効な選択肢です。

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プレバイオティクス

こちらも先行製品同様に

  • オリゴ糖 3種
  • 水溶性食物繊維 1種

の計4種でお届けします。

尚、バチルス属が生菌であることを考慮すれば、シンバイオティクスのドッグフードという表現も可能です。

※シンバイオティクス: プロバイティクスとプレバイオティクスを組み合わせること。整腸の王道。

販売の背景

鹿肉以外の選択肢

先行製品の 犬用 Forema Basis 鹿 は根強いリピーターのついた人気商品となっています。一方で、私たちは「これだけ食べておけば大丈夫」という考えはありません。主要蛋白源を分散させる中の選択肢として、鹿肉以外に猪肉のバージョンをご用意しました。

もちろん、猪肉が好きな子の飼い主さんらからのリクエスト、そして世にある国産猪肉を可能な限り食糧資源として活用していくという目的からも、ドライフードとして開発/販売に至ったのは言うまでもありません。

整腸について考えるきっかけに

Forema Basis シリーズは、一般的なドライフードでは考えられないような量(濃度)の乳酸菌粉末を使用しています。乳酸菌の量を増やすと原価が跳ね上がる上、個体によってはかなりお腹が緩くなりクレームになるリスクがあります。それでもそのままの状態でリリースしました。

乳酸菌末を摂取してお腹に異変が出る個体は、(人間もそうですが)腸内に何らかのアンバランスさを抱えている事が大半です。良質のフードを食べてなぜお腹がゆるくなるのか? Forema Basisの導入によって、整腸について考えるささやかなきっかけにもなれればと考えています。

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鹿肉キャットフード 「Forema Basis 鹿」 販売開始

国産の鹿肉と鹿の内臓を主原料とした総合栄養食、「猫用 Forema Basis 鹿」の販売を開始しました。

製品の特徴

主原料の半分以上がお肉(鹿肉/鹿内臓/鹿脂肪/国産魚肉)

猫用のForema Basisは 犬用以上にお肉の比率を高めています。技術上、これ以上お肉を増やすとフード形成ができないというギリギリまで生肉の比率を高めています。(犬用も上限ギリギリの数値で製造しましたが、その際の知見から猫用はさらに比率を高め、さらにレバーや脂肪の量を加算しています)

お肉のうち8割以上が鹿で、残り1~2割弱が国産のお魚を使用しています。魚肉を使用するのは、総合栄養食の基準値に求められる数値を満たすのに必要なためです。魚肉は栄養資源として大変優秀な食材です。

鹿の内臓、脂肪も使用

当製品には鹿肉に加え、鹿の内臓(心臓/肝臓/肺/腎臓/脾臓/膵臓)、そして希少な鹿の脂肪も使用しています。

犬用のForema Basisにおいては、内臓の比率は十歳の鹿の体内での比率に則って使用していましたが、猫用においては、微量栄養素をより充実させる必要性からレバーの量のみ倍にしています。

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4種の乳酸菌と4種のプレバイオティクス

乳酸菌

乳酸菌は、

  • ラクチブランチバチルス属 2種
  • エンテロコッカス属(腸球菌) 1種
  • バチルス属 1種

の計4種を使用しています。この内、バチルス属以外の3種は死菌を使用しており(死菌でエビデンスのあるもの)を採用しています。残るバチルス属1種は芽胞形成(=休眠)によって一定の加熱に耐えるタイプのため、フード製造後も生菌としての機能を維持しています。

プレバイオティクスは

  • オリゴ糖 3種
  • 水溶性食物繊維1種を使用しています。

自社ラボでの腸内細菌研究で得られた知見を元に上記内容での製造に至っています。

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発売の経緯

データと知見の蓄積

自社ラボにおいて、猫の腸内細菌解析事例が数百等規模で蓄積してきました。その中で起きているトラブルの多くにフードの問題が関わっている事が分かり(※)、犬用のフードでの知見も活かして猫用の開発/販売に至りました。(※犬よりもその傾向が強い)

高級化が進むドッグフードに対し、キャットフードは廉価品が主流の傾向が強く、それらの主原料がトウモロコシや小麦であるという理解し難い現状が放置されています。肉食性の猫が主原料として穀物を食べさせられているという状況に対し、対案提示の趣旨も交えながら当フードの販売に至りました。

価格としては国内でも最高値の部分に該当しますが、真っ当な原材料を使用するとこの価格帯になるという実例として、そのまま販売しています。

関連商品:犬と猫の腸内細菌解析「byOm(バイオーム)」

腸内細菌は隠し事をあらわにする

私たちがこうした商品設計を躊躇せず実行できているのは、大量の腸内細菌データによるバックグラウンドがあるからです。トウモロコシや小麦を主食にし続けた猫の腸内でどういった細菌群が増加し、その個体が最終的にどうなっていったかのデータが多くあります。そうした方向を回避する選択肢の一つとして、国産の良質な鹿肉をふんだんに使用したフードを提案しています。

尚、鹿肉は人間の事情で駆除されてしまった日本の山林の野生動物たちです。奪ってしまった命を食として活用し、せめて生態系のサイクルに組み込んであげたい。そうした創業期からの変わらない想いを当フードにも込めて販売しています。

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鹿肉ドッグフード Forema Basis

犬用の総合栄養食 Forema Basis 鹿 発売

鹿肉ドッグフード Forema Basis

国産の鹿生肉と鹿の内蔵5種類をふんだんに使用した、プレミアムドッグフード Forema Basis (フォレマ ベーシス) の販売を開始しました。

Forema Basisの特徴

Forema Basisにはこんな特徴があります。

  1. 鹿肉と鹿の内臓を、他に例がないほどたっぷり使用。
  2. 酸化防止剤や防腐剤、調味料、オイルコーティングなど、不要かつ体に負荷となる添加物は一歳不使用
  3. AAFCOの総合栄養食の基準に準拠
  4. Forema ラボでの腸内細菌研究の知見を活用

自社内で腸内細菌解析ラボを持つForemaだからこそ実現できる、本当の意味での健康長寿に配慮した総合栄養食です。

Forema Basisの背景

自社ラボで見えた世界

私たちは日常的に、犬や猫の腸内細菌を解析し、膨大な微生物DNAのデータを蓄積してきました。そこで見えてきたのは、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、IBDなどの自己免疫疾患など、多くの重篤な疾患/症状と腸内細菌組成が明らかに相関するという動かし難い事実でした。

一般論として(※)、腸内ケアに最も重要なのはフードとされています。よって私たちは、最良のフードをお届けするための選択肢の1つとして、Forema Basis を開発しました。

※詳細は後述

既存事業で手がける「手作り食用のお肉」「ウェットフード」に続く、新たな選択肢としてご活用いただければと思います。

関連記事: 犬と猫の腸内細菌解析サービス「byOm(バイオーム)」リリース

ドライフードは最良ではない

前言と矛盾するようですが、ドライフードは現代の日本人の飼育環境においては必須の形態である一方、愛犬にとっては最善とは言えません。これは人間が干し肉だけでは健康に生きていけないのと同じような理由です。

本来であれば野生動物を捕食し、血や内臓からも多種の栄養素を得てきた犬の食性を考えると、これは当然と言えます。

人類との共生によって雑食性が強化されたとは言え、できればお肉やある程度の野菜類/食物繊維を使用した手作り食と併用いただく事が最良と考えています。

※その上で、本来は内臓類や、土中保存による発酵過程で増加した発酵菌の補充も重要。

実はフードだけでは解決できない

上記で、「一般論として、腸内ケアに最も重要なのはフード」と書きました。が物事はそんなに簡単ではありませんでした。

Forema ラボで腸内細菌を解析してきた数百頭の犬は、多くの場合「それなりに良いフード」を食べており、中には最高級クラスのフードだけで育てられている個体もいました。それでも腸内細菌組成が崩壊し、重い健康課題を抱えているという事例が多くあります。

解析の結果、おそらくは先天的問題もしくは早い段階での抗生物質治療などの影響と推察される状況ですが、どちらにしろ「最良のフード」だけでは解決に至らない事例も多いということを、私たちは実例として学んできました。

対策として「プレバイオティクス」と「プロバイオティクス」の併用が重要であり、私たちがフード領域以外で力を入れているサプリメントの登場となります。

サプリの詳細はここでは割愛しますが、サプリと併用するためにも、フードが高品質であることは重要です。よって私たちは、できるだけ品質の高いフードを提供し、本当の意味での健康長寿に貢献することを目指しています。

Forema Basis のご購入は下記から

https://fore-ma.com/

腸内免疫プレバイオMIX

人間用のプレバイオティクスサプリ 販売開始

腸内免疫プレバイオMIX

主にはペットの飼い主さん用に設計された人間用のオリジナル腸活サプリ「腸内免疫プレバイオMIX」の販売を開始しました。

【飼い主さん用】プレバイオミックス

「腸内免疫 プレバイオMIX」の特徴

  • 複数のオリゴ糖やレジスタントスターチ、水溶性食物繊維など、腸内細菌にとって有益なプレバイオティクスを原末のまま配合
  • 乳酸菌生産物質のバイオジェニックスと乳酸菌粉末(ラクトバチルス属の死菌+発酵体)もMix
  • 既に実績のあるペット用サプリメントと同じ成分をベースに、人間の腸内細菌解析データに基づいた人間用の配合で設計

自社ラボで、1年近くの時間をかけ、腸内細菌への影響を成分ごとに検証してきました。有益な成分はすでにペット用サプリに採用され、販売および改善実績が蓄積され始めています。

犬や猫に比べ、より複雑な腸内細菌組成を持つ人間様に、より多くの成分を配合したのが当サプリです。

増え続ける自己免疫疾患や、メンタルの不具合、さらには内臓系の疾患や悪性腫瘍まで、腸内細菌はあらゆる疾患への関与が報告されています。

腸内をケアすることによって、健康長寿とより良い人生、そして医療費の削減による社会の安定が実現します。

自分の美容や健康のためだけではない、次世代にまっとうな社会を残すための選択肢として、微生物との共存策の1つである「腸内免疫プレバイオMIX」を世の中に提案します。

【飼い主さん用】プレバイオミックス

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犬と猫のプロバイオティクス ラクトマン

犬と猫の乳酸菌サプリ「ラクトマン」販売開始

犬と猫のプロバイオティクス ラクトマン

犬と猫の腸内環境を改善する乳酸菌(プロバイオティクス)サプリ、「腸内免疫ラクトマン」の販売を開始しました。

「腸内免疫ラクトマン」は、自社ラボにおける腸内細菌解析/研究によって得られた知見を集約したForemaオリジナルのサプリです。20種類以上の生きた乳酸菌群と死菌、フラクトオリゴ糖を高濃度で配合し、品質を維持するために冷凍したままお届けします。

腸内免疫ラクトマン 販売の背景

ペット犬/猫の主要な健康課題として、食物アレルギーの占める割合が高まっています。近年の研究では、アレルギーの発症や悪化にマイクロバイオーム(腸内細菌をはじめとする体内微生物叢)が深く関与している事が解明されてきています。

Forema では、ペット犬/猫の腸内細菌解析サービス「byOm(バイオーム)」で培った知見によって腸内環境悪化の背景と改善の要因が掴めてきたことから、具体的な製品として当サプリの開発/販売に至りました。

販売後もマイクロバイオーム解析による効果検証を随時実施しながら、改善効果の高いサプリの提供を実現していきます。

腸内免疫ラクトマンのお買い求めは下記から。

愛犬 愛猫の乳酸菌サプリ

【腸内免疫ラクトマン】生きた乳酸菌サプリ(犬用/猫用)

プロバイオティクスについて

乳酸菌をはじめとする、生きた細菌を使用した製品はプロバイオティクス( probiotics)と呼ばれています。

プロバイオティクスは、宿主に良い影響を与える微生物、及びそれらを含む食品・飲料・製剤のことを指します。この考え方は、アンティバイオティクス(抗生物質)の副作用や、抗生物質によって生まれた薬剤耐性菌の発生に対する批判から生まれました。

プロバイオティクスという言葉自体はそれ以前から使われていましたが、1989年のR. Fullerによる定義や、2002年のFAO/WHOガイドラインの定義が広く使われています。

関連商品:犬と猫の整腸サプリ一覧

関連記事:犬と猫の乳酸菌サプリ まとめ

犬と猫の歯周病サプリ「口腔免疫Oral乳酸菌」販売開始

口腔内細菌ケアに照準をしぼった犬用/猫用の乳酸菌サプリ「口腔免疫Oral乳酸菌」の販売を開始しました。

口腔免疫Oral乳酸菌の特徴

歯周病抑制のための生きた乳酸菌を5種類使用

「歯周病菌」および「う蝕菌(虫歯菌)」の双方に対して抑制の報告がある乳酸菌5種類を厳選し、高濃度配合しました(プロバイオティクス)。

また、同じく歯周病菌抑制の報告のある生きた酵母、そして乳酸菌群のエサとなる上、やはり歯周病菌抑制の報告のあるビートオリゴ糖(プレバイオティクス)を配合。

腸内環境へも好影響

今回採用した成分は全て、腸内環境にとっても好影響を与える報告があがっているもの。口腔内をケアしながら、同時に腸内ケアも可能なサプリに仕上がっています。

生きた細菌の機能を保つための冷凍サプリ

生きた細菌は冷凍保管が鉄則であるにもかかわらず、世にあるサプリのほぼ全てが常温で流通しているという現実があります。

実際に接種したサプリが口腔内細菌、腸内細菌にどういった好影響を与えるかまでを検証した上で、私たちは冷凍サプリという選択をしました。

口腔免疫Oral乳酸菌の発売の背景

腸内から歯周病菌が検出される

私たちは、愛犬/愛猫の腸内細菌解析「byOm(バイオーム)」において、腸内から歯周病菌が多く検出される事例がしばしば見られることに気づいていました。そういう場合の多くは口腔内や周辺で感染が進行している可能性が高い一方、多くの場合で飼い主さんも獣医さんもまったく感知していませんでした。

しかしながら、歯周病進行の可能性を案内しながらも、それに対する解決策を弊社で提示できないというジレンマがあり、蓄積した知見をもとに、サプリ開発に着手しました。

副鼻腔炎が軽減する

他社製品も含め、いろいろな成分で検証をする過程で、試験台となった社内スタッフの副鼻腔炎が軽減するという成功事例がありました。

これに先立つ自社ラボでの細菌解析の結果、このスタッフの副鼻腔炎は歯周病菌の一種が関与している可能性が分かっていましたが、実際に乳酸菌群摂取によって副鼻腔炎は軽減に向かい、事後の細菌解析では歯周病菌たちが大きく抑制されていることがわかりました。

犬や猫の口腔内で増殖する歯周病菌や、それらを抑制する乳酸菌たちは人間とほぼ共通することが分かっているため、最終的な微調整を経た上で、犬用/猫用として販売を開始しました。

関連記事:
犬用、猫用のNMN

犬用/猫用のアンチエイジングサプリ「DC2025-NMN」販売開始

犬用、猫用のNMN

犬と猫のNMNサプリ

愛犬20歳,愛猫25歳の世界へ

犬猫用NMNサプリ

若返り成分として静かに話題となっているNMNを高濃度に配合した、犬用,猫用オリジナルサプリ、「DC2025-NMN」の販売を開始しました。

DC2025は、Dog 20年 / Cat 25年から命名しています。

健康寿命の増進を目指す

昨今、ペットの飼育環境の向上により、平均寿命は大幅に伸びています。20歳に近づく愛犬、20歳を超える愛猫の存在すらもはや珍しくは無くなってきています。

一方で、自己免疫疾患や悪性腫瘍と言った、かつては問題になっていなかった健康問題も表面化し、深刻さを増しています。

そんな状況を改善し、「愛犬の平均寿命20歳、愛猫の平均寿命25歳」を目指すサプリとして、DC2025-NMNは登場しました。

DC2025-NMN 商品ページ: https://fore-ma.com/products/352

老化を抑制するという考え方

愛犬と愛猫の健康長寿を伸ばしたい
愛犬と愛猫の健康長寿を伸ばしたい..

疾患を突き詰めると老化に行き着く?

遺伝などの先天的な要因や、有毒な物質/生活習慣といった増悪要因を除けば、悪性腫瘍を始めとする深刻な疾患の原因の大半は「老化」に起因します。

老年学/遺伝子工学/疫学/分子生物学の発展によって、これまで不可避と考えられてきた「老化」が、実際にはかなり抑制可能なことが分かり始めています。世界の先端研究の中で見え始めた老化抑制の要因の一つとして登場しているのがNMNです。

NMNってなんだろう?

NMNは、「ニコチンアミド モノヌクレオチド」の略で、私たちの体の細胞がエネルギーを作り出すのに必要な物質です。

NMNは体内でNAD+という重要な化合物に変わります。NAD+は、私たちの体が食べ物からエネルギーを取り出すのに必要で、また細胞の修復や老化の遅延にも関与しています。

しかしながら、加齢によってNAD+の量は自然に減少していきます(※)。NMNサプリメントの摂取によって体内で生産されるNAD+の量を増やし、健康長寿が実現可能になると期待が集まっています。

※人間の場合は40〜45歳以降が目安

DC2025-NMN 商品ページ: https://fore-ma.com/products/352

関連記事:犬の寿命は延ばせるか? 長寿遺伝子とNMNの話

NMNに関する文献/最新情報など

NMNの一般的な文献

健康寿命を伸ばす可能性

“Nicotinamide mononucleotide supplementation delays changes associated with aging in mice” (2023年)

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35499054/

この研究では、マウスにニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)を補給することで、加齢に関連する変化が遅延することが示されました。NMN補給は、マウスの寿命を延ばすだけでなく、骨密度、体重、インスリン感受性、眼の機能など、加齢による一連の生理的変化を改善しました。これらの結果は、NMNが健康寿命を延ばす可能性があることを示しています。

以下、文献からの引用(和訳)

ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)の体内濃度は加齢とともに減少し、ミトコンドリアにおけるエネルギー産生の調節低下、酸化ストレス、DNA損傷、認知障害、炎症状態に関連する。しかし、NMNはNAD+の前駆体として、体内のNAD+レベルを上昇させることで、このプロセスを遅らせることができる。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35499054/

病変や疾患治療の可能性

“NAD+ Intermediates: The Biology and Therapeutic Potential of NMN and NR” (2018年)

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29249689/

この文献では、NAD+と、その中間体であるニコチンアミドリボシド(NR)、そしてニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の治療的可能性について言及されています。

NRやNMNの補給は、加齢に由来する病態や疾患状態を改善する予防効果、治療効果につながる可能性があります。

重要なNAD+中間体であるニコチンアミドリボシド(NR)とニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)は、ここ数年、幅広く研究されてきた。これらのNAD+中間体の補給は、加齢に伴う病態生理学や病状を改善し、予防効果や治療効果を示している。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29249689/

NMNの安全性について

“Subacute Toxicity Study of Nicotinamide Mononucleotide via Oral Administration” (2020年)

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7770224/

この研究では、NMNの経口投与による亜急性毒性について調査されました。マウスとビーグル犬に対して、NMN溶液を最大胃内投与量で1日1回または2回、7日間または14日間投与しました。

結果、NMNはマウスにおいては最小限の有害性しか示しませんでした。(アラニンアミノトランスフェラーゼのレベルがわずかな上昇)

同様に、ビーグル犬でのNMNの大量投与は、クレアチニンと尿酸のわずかな増加が引き起こされただけでした。この研究は、NMNの安全性を検証し、NMNの経口投与に対する安全な投与範囲を提供しる有益なものと言えます。

マウスでは、NMNを1日1回、7日間投与した場合の忍容性は良好で、有害作用はほとんど認められなかった。投与量を増やすと、アラミンアミノトランスフェラーゼのレベルがわずかに上昇したが、他のバイオマーカーは変化しなかった。一貫して、ビーグル犬にNMNを投与しても、クレアチニンと尿酸の増加は軽度である。これらの結果から、NMNの安全性が明らかになり、NMNの経口投与における安全な投与量範囲が示された。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7770224/

NMNと慢性疾患治療の可能性

The role of nicotinamide mononucleotide (NMN) in anti-aging, longevity, and its potential for treating chronic conditions

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35441939/

この研究では、NMNを補給することで、体内のNAD+の量を増やし、老化関連疾患の発症を遅らせる、あるいは逆転させることが可能かもしれないといった趣旨の言及がされています。

これまで糖尿病や心臓病などの慢性疾患に対するNMNの有望な効果が報告されていますが、その長期的な影響を調査するためにはさらなる研究成果が待たれるところです。

ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)は、糖尿病、心血管問題、認知障害、その他多くのような加齢関連慢性疾患において有望な結果をもたらし、大きな治療的可能性を提供することが示されている。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35441939/

NMNと自己免疫疾患や難病に関する文献

骨粗鬆症の治療の可能性

“Nicotinamide mononucleotide attenuates glucocorticoid-induced osteogenic inhibition by regulating the SIRT1/PGC-1α signaling pathway”

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32377728/

この研究では、NMNが骨形成の抑制を緩和する可能性が示されています。具体的には、NMNはSIRT1/PGC-1αシグナル伝達経路を調節し、それによりグルココルチコイドによる骨形成の抑制を緩和することが示されています。これは、骨粗鬆症の治療におけるNMNの可能性を示唆しています。

NMN処理は、Dexによる骨形成阻害を減弱し、サーチュイン1(SIRT1)とペルオキシソーム増殖剤活性化受容体γコアクチベーター(PGC)-1αの発現を促進した。SIRT1のノックダウンは、NMNの保護作用を逆転させ、PGC-1αの発現レベルを低下させた。以上の結果から、NMNはグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症の治療標的となりうることが明らかになった。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32377728/

ALS(筋萎縮性側索硬化症)治療効果の可能性

Mitochondrial dysregulation occurs early in ALS motor cortex with TDP-43 pathology and suggests maintaining NAD+ balance as a therapeutic strategy

https://www.nature.com/articles/s41598-022-08068-5

この研究では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行に関与するタンパク質「TDP-43病態」と代謝、そしてNMNについて報告されています(マウス)。

研究者は、NMNがALS個体の皮質脊髄運動ニューロン(CSMN)の不具合を改善するかどうかを調べました。結果、ALS個体の運動皮質では早期に代謝欠陥が生じ、NAD+バランスの確立(つまりNMNの補充)によって治療効果の可能性があることが示されました。

NMNがNAD+レベルを回復させることが報告されたため、NMN治療が病的な皮質脊髄運動ニューロンの健康を改善するかどうかを調べた。TDP-43病態を有するCSMNレポーター株であるprpTDP-4315T-UeGFPマウスは、NMN治療に対するCSMNの細胞型特異的反応をin vitroで評価することを可能にした。この結果から、ALSの運動皮質ではメタボローム異常が早期に起こり、NAD+バランスの確立がTDP-43病態を有するUMNに治療効果をもたらす可能性が示された。

TDP-43病態: 細胞の遺伝情報の処理に関与するタンパク質であるTDP-43が正常に働かなくなったもの。TDP-43病態の異常な蓄積がALSの進行に関与している可能性があります

https://www.nature.com/articles/s41598-022-08068-5

NMNのリスクに関する文献

炎症性関節炎が悪化するリスク

“Nicotinamide mononucleotide-elicited NAMPT signaling activation aggravated adjuvant-induced arthritis in rats by affecting peripheral immune cells differentiation”

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34130151/

この研究では、NMNの接種ががラットの自己免疫性関節炎を悪化させることが報告されています。

NMNは免疫細胞の分化を変化させ、炎症性関節炎の重症度を増加させる可能性があることが示されています。これは、NMNが自己免疫疾患の進行に影響を与える可能性を示唆しています。

NMNの長期補充は、NAMPTの増加を通じて免疫環境を再構築することにより、炎症性関節炎を悪化させる可能性が示唆された。

※NAMPT:炎症性関節炎に関与する酵素

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34130151/

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愛犬、愛猫の腸内細菌(フローラ)解析サービス「byOm(バイオーム)」のオプションとして、愛犬/愛猫の口腔内(=唾液)の細菌解析を開始しました。

https://www.fore-ma.com/product/357

私たちやペットの体には、100兆個もの細菌が生息するとも言われています。最も細菌が多いのが腸内で、その次が口腔内、つまりお口の中です。

近年の研究では、お口の健康と体の中の健康は深い相関がある事がわかってきています。また、特定の口腔内細菌が、歯周病などに関与している上、結腸癌の発生にも関わっているらしい事がわかり始めています。

現在何らかの疾患で苦しんでいる、もしくは健康体だができるだけ長く生きてほしい、そんな場合に、腸内細菌と口腔内細菌をセットで解析することをお勧めしています。

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愛犬、愛猫のための腸内細菌/腸内フローラ解析サービス「byOm(バイオーム)」を正式にリリースしました。

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犬と猫の腸内細菌(腸内フローラ)について

犬と猫の腸内フローラ
2010年代に入り、腸内細菌/口腔細菌の領域は急速に進展しました。一方で、犬や猫の腸内細菌は世界的にもほとんど研究が進んでおらず、まさに今、究明が始まったという段階にあります。

犬や猫の腸内細菌は、従来考えられていたよりも、遥かに深く健康や疾患、そして性格や嗜好にまで影響を及ぼすことが分かっています。この領域をさらに深掘りすることで、健康長寿がより身近になっていくはずです。

「byOm(バイオーム)」の流れ

犬と猫の腸内フローラ検査 byOm(バイオーム)
「byOm(バイオーム)」サービスの流れ

「byOm(バイオーム)」は、犬と猫に特化した腸内細菌/腸内フローラ解析サービスです。解析結果に応じたサプリや食材の提案も行い、その結果どうなったかまでを含めて長期的なケアを行います

解析とフード/サプリの調整を繰り返す事で長期的には病気を未然に防げる仕組みづくりを目指しています。

byOm お申し込みページへ

増え続ける自己免疫疾患

マイクロバイオーム/腸内フローラ イメージ

下記の疾患は、腸内細菌が関与していると報告されている疾患のうちの一部です。

  • 食物アレルギー
  • アトピー性皮膚炎
  • IBD(潰瘍性大腸炎/クローン病)
  • 多発性硬化症
  • うつ病
  • 自閉症
  • 喘息
  • かんせん
  • リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス
  • 極度の肥満
  • アルツハイマー病
  • パーキンソン病
  • 一部の悪性腫瘍
  • 1型の糖尿病/膵炎 etc..

これらは、主には自己免疫疾患と呼ばれるもので、20世紀後半から先進国で二次曲線的に増加しながら今に至ります。21世紀に入ってからはペット犬/猫のあいだでも増え始め、現在では多くのペットが食物アレルギーや原因不明の下痢、嘔吐、慢性の炎症、アルブミンの低下といった症状に苦しんでいます。

腸内細菌(腸内フローラ)と病気の関係

微生物群系/腸内細菌の世界

体内の巨大な生態系

腸内には、100兆個とも言われる細菌たちの巨大な生態系が存在しています。従来全く見ることのできなかったこの深遠な世界が、テクノロジーの飛躍的進歩によって、ようやく可視化され始めています。

私達やペットの内なる生態系が、何らかの事情でバランスを崩してしまうと、様々な形で不具合が表面化します。

それは下痢や血便といった消化器トラブルの場合もあれば、皮膚のかゆみや耳鼻目のトラブルといった、全く別の部分で起きてしまうこともあります。

これまで原因不明とされていた様々な不具合は、腸内という生態系からの、紛れもないヘルプサインです。

善玉、悪玉ではない

腸内ケアというと、いわゆる「悪玉菌」を退治する、といった論調になりがちです。

が、現実はそんなに単純ではありません。

有益と考えられていた細菌が、ときに疾患の原因になったり、有害と考えられていた細菌群に別の働きがあったなど、これまでの常識は急速に覆されています。

内なる生態系との共存によって、健康長寿は実現される。それは紛れもない事実であると私達は考えています。

腸内細菌解析でこんなことが分かります

腸内細菌レポート サンプル
10Pの中から1部抜粋
  • 不定期で下痢をする原因
  • アレルギー症状を軽減させる糸口
  • アルブミン低下に至った本当の背景
  • 隠れた疾患リスク(実は健康体ではかった)
  • お口の不具合の影響(腸内に歯周病菌がたくさん!?)
  • メンタル面トラブルの改善の糸口(不安や行動障害に腸内細菌のかげが!?)
  • 今後の健康長寿に向けた取り組み etc..

腸内細菌の世界を知ってしまうと、後に戻れなくなるほど深い世界です。体内で起こるあらゆる出来事に細菌たちが深く関与しており、

細菌たちとのより良い関係を築くことによって初めて、私たちそしてペットたちは健康に生きていける

のだと気づく事ができます。

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「byOm(バイオーム)」 開始の背景

サービス開始の背景について

助けられない個体たち

私達は、これまで全国のペット犬/猫たちに良質の無添加食材を提供してきました。数多くの健康改善報告を頂いてきた一方で、それでも一部の個体においては健康課題の解決はおろか、更なる悪化すら止める事ができないという現実も見てきました。

良質の食事/食材は体にとって有益なのは間違いありません。ただし、食事だけではカバーできないほど健康面の課題が深い個体が相当数存在するのも間違いのない事実です。

内なる生態系に耳を傾ける

私たちは以前から、健康課題の軽減/解決には体内の腸内細菌たちへの理解、そして慎重なケアが欠かせないと考えてきました。テクノロジーの進歩により、実際に腸内の細菌たちを解析する事が可能になり、その結果が何を意味するのかも少しずつ分かってきています。

私たちは腸内細菌解析を通じ、腸内の住人たちに合わせたサプリやフードを提案する事で「体内の生態系」全体のケアを行なっていく事を目指しています。

自社ラボについて

Forema Labo

私たちは、大学との共同研究を経て自社ラボを設立し、犬と猫の腸内細菌/口腔内細菌の研究と解析をおこなっています。

犬や猫の腸内細菌/口腔内細菌の研究は、世界的にもまだほとんど進んでいない中、私たちは日々、どこの論文にも記載されてないような新たな事実や、過去の通説を覆すような事例に出会い、それらを自社の知見としてどんどん蓄えています。

木ではなく森を見る

Forema ラボ

日々の研究で常に意識していることは、木ではなく森を見ること。単一の症状や病原性細菌だけに注目すると本質を見誤ります。

腸内の病原性細菌すらも生態系の一員であり、それは体の外側にある生活環境、住空間の微生物群系とも密接に関わっています。よって、私たちは腸内だけでなく、口腔内、そして普段食べているもの、水回りや土中、そして近隣の野生動物、飼い主さんなど、広範囲にわたる微生物叢の研究/解析を続けています。

健康長寿は生態系とともに

山林や土中には未知の微生物がいて危険と考える人もいるでしょう。しかしながら、実際には自然界と切り離された環境に暮らす個体ほど、腸内細菌の多様性が減少している事が分かっています。それは疾患や変異に対する脆弱性を意味します。

微生物の世界は、近年になってようやく詳細がわかり始めた、非常に奥深い世界です。最新の解析技術と、ITを駆使した機械学習を組み合わせ、前の時代では考えられなかった膨大なデータ処理を実現しています。

これまで全く見えなかったために、無いことにされていた世界。この内なる生態系をケアしていくことで、お薬による対処療法ではない、本当の意味での健康課題の解決に着手しています。

関連サービス

愛犬/愛猫の口腔細菌解析「byOm Oral(バイオーム オーラル)」

唾液による口腔細菌の解析を実施します。腸内細菌との関連度合いの他、アルツハイマーや口腔感染症のリスクなど、多数の項目を可視化します。

https://fore-ma.com/products/357

飼い主さんの腸内/口腔細菌解析「byOm Oral(バイオーム ヒューマン)」

飼い主さんの腸内細菌を解析する、人間用のサービス。愛犬/愛猫と共通する細菌の有無なども提示しながら、微生物との共存を深掘りします。

https://fore-ma.com/products/389

愛犬/愛猫の腸内細菌解析「byOm(バイオーム)」

愛犬、愛猫の腸内でいま、何が起こっているのか? 健康課題を解決したい飼い主さん、健康寿命を伸ばしていきたい飼い主さんにおすすめのサービスです。

https://fore-ma.com/products/322

ウサギの腸内細菌解析「byOm Rabbit(バイオーム ラビット)」

ウサギの腸内フローラ検査 byOm rabbit

ウサギの腸内細菌を解析する、ウサギ特化型のサービスです。

https://fore-ma.com/products/byom-rabbit

byOm(バイオーム)

ペット(犬/猫)の腸内細菌解析サービス「byOm(バイオーム)」ベータ版リリース

byOm(バイオーム)

アレルギーや悪性腫瘍といったペットの健康問題が増え続ける現状を受け、ペットのマイクロバイオーム(腸内細菌)解析サービス「byOm(バイオーム)」のベータ版(※)をリリースしました。

※ベータ版:試験運用バージョンのこと

https://byom.fore-ma.com/

byOm(バイオーム)は、比較的安価にマイクロバイオーム解析を実施し、解析結果に対して最適と思われる食材やサプリを提案する「マイクロバイオームの解析」サービスです。

解析とフード/サプリの調整を行い、後日改めてマイクロバイオームの解析を行う事で改善の有無を確認。その結果を見て改めてフードやサプリの微調整を行います。一連のサイクルを繰り返しながら最適化の精度を高め、最終的には健康課題の改善と健康寿命の増進を目指します。

マイクロバイオームとは何か?

マイクロバイオームとは「体内にあるミクロの生態系」といった意味合いの言葉。国内でいう腸内フローラや腸内細菌叢と概ね同じ意味ですが、世界的にはマイクロバイオームという呼び名が一般的です。

Foremaでは、腸内細菌にまつわる一連の事象を、バイオやサイエンスではなく、生態系保全の一環として捉えています。

良質な野菜が健全な土中細菌群に支えられているように、我々の心身も健全な腸内細菌によって成り立っています。

除草剤や化学肥料に頼って育った野菜の栄養素が乏しいように、抗生物質や偏った食で弱った人や動物は多数の不具合を抱えています。

体に良くない製品を量産しているメーカーほど、生態系に負担をかけた事業展開をしているという事実も私たちは経験則として知っています。

これまでは検証する方法のなかった「体内の健康状態」を可視化し、それに応じて健康にとって良い食材/サプリメントを選ぶ。結果としてペットの健康課題解決の緒につながり、なおかつそれが地球環境にとっても良い選択であるならば、それは「生態系保全と経済活動の両立」というForema のビジョンとぴったり一致するものでもあります。

byOm(バイオーム)はまだベータ版ではありますが、良質なフィードバックで内容の充実を進めています。9月の正式リリースに向け、鋭意開発加速中です。